恋愛相談は校舎裏で
「………」


無言のままの先輩。


…振り向こうか、振り向かないか…。



「…せんぱ……ひゃぁっ!?」



すると突然、首筋に何かが触れた。

同時に、自分でも驚くほどの大きな声が出る。



…なんだ、なんだなんだ。


とっさに首を抑えながら先輩へと振り向く。

もう意地とか関係ない。



< 87 / 437 >

この作品をシェア

pagetop