大好きだよ。

「なんでそんなこと聞くの?」

少しいらっとしたような声が聞こえて。

「ごっごめん・・・」

怒らせてしまったかと思って、謝る。

もう・・・メールしてくれなかったらどおしよ・・・
とか思っちゃって。


「別に・・・
怒ってないからね?」

周ちゃんの、さっきよりちょっと優しい声が聞こえて
私はほっとした。


「・・・ほんとお??」

ちょっと涙声だったかも。
こんなことで泣きそうになるなんて
自分がいやになる。

なんか・・・
もう周ちゃんと話したりできないかもって
顔見れないかもって思ったら、本気で不安になったんだ。


「声、聞きたくなったから」

ぼそっと、周ちゃんが言った。


「え・・・?」

「だから〜
声聞きたくなったから電話したんだって」


声・・・聞きたくなった?
私の声・・・?



「もお・・・こんなこと言わすなよ。
恥ずかしいから(笑)」

って、照れたような声で周ちゃんが言った。
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