大好きだよ。
「誘ってみたら?」
亜未が突然言った。
「え?」
「どっか2人で
遊び行きなよ」
そおだ。
私もっと
周ちゃんのこと知りたい。
周ちゃんと一緒にいたい。
また2人で
並んで歩きたいんだ。
「今・・・メールしてみる」
男の子を自分から誘ったことなんてなくて
今じゃないと勇気出ないかもしれないから。
亜未はきっと
そんな私の気持ちをわかってくれて
優しく笑ってくれた。
[周ちゃん
今度の日曜日って
開いてる?]
散々ドキドキして
送信!
すぐに携帯が鳴った。
[開いてるよ]
短いメール。
だけど・・・良かった。
[あのね
どっか遊びに行かない?]
[いいな♪
行こっか]
・・・良かったあ。
[行きたいところとか
ある??]
[今日コンビニ行くから
その時話そ]
今日来てくれるんだ。
・・・会えるんだ。
[わかった♪]
ふと亜未の方を見ると
笑ってくれたから
私も笑った。
この頃の私は
自分のことしか考えてなくて。
ただ
周ちゃんが私をどお思ってるのかなとか
そんなことばっかり考えてた。
周ちゃんがどんなにつらい思いをしていたのか
全然知らなかったんだ。