大好きだよ。
「おっす」
教室に入って
一番に尚哉に声をかける。
教室の窓側の席で
ぼーっと窓の外を眺めてる尚哉は
なんだかかっこいい。
「周大・・・
学校出てきて
大丈夫なのか?」
「だいぶ落ち着いたから
大丈夫」
尚哉は
唯一俺の親父のことを知ってる奴だ。
いろいろ話聞いてくれて
こいつの存在は
俺の中で、代わりのきかない
すっげ大きいもんだ。
「なにぼーっとしてたん?」
「ん〜・・・
ちょっとさあ〜」
「・・・亜未ちゃんのこと?」
こいつがこんなぼーっとするなんて
今考えられるのは
亜未ちゃんのことぐらいだ。