徒然なる会話をいかに。
耳無し芳一
「耳無し芳一ってなんですか。」
「琵琶法師の話だ。
平家の霊に取り憑かれないように全身にお経を書いたが耳だけに書き忘れて亡霊に持っていかれる」
「へ、へぇ」
「そして鏡を見て芳一はショックを受ける。
『耳が無い!』と言って泣きすぎて身体が青くなる」
「へぇ……」
「ちなみに芳一はどら焼が好物だ」
「絶対、騙してるでしょ」