蝶狼×銀龍


朝日の瞳からはとめどなく涙が溢れだす



あたしはポケットからハンカチを取り出して朝日の涙を拭いていく


そしてギュッと強く抱き締めた


あたしが朝日を信じてると伝わるように



ただ何も言わず抱き締めた


もう二度と朝日があんな瞳をしないように
笑顔が見せられるように




願いながら朝日が落ち着くのを静かに待った
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