蝶狼×銀龍

銀牙side


俺はあいつらより一足先屋上に向かった


屋上のドアを開けると
琉那が寝ていた





涙を流しながら魘(ウナ)されながら…



そっと傍による


…何故お前は一人で抱え込む?
何故一人で泣く?
何がお前をそうさせてんだよ




「…ふ…うま…ご…め……ね」

琉那が魘されながら呟く



もう耐えらんねえ
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