蝶狼×銀龍



ハァ…いい加減人嫌いでも女嫌いでもウザい

あたしは二人に少し近づいて言った


『ねぇ…言いたいことあるならいえば』
「…こっから出てけよ」
多分吉澤さんが口を開いて言った
『なんで?』
「ここは俺らの場所だ!お前が入っていい所じゃねぇんだよ!」
『誰がそんなの決めたの?あたしはあたしがしたいことをする。あなたには関係ないでしょう?』

「っ…てめぇっ!」


吉澤さんが殴りかかってきた

パシッ
ダンッ


あたしは向かって来る拳を受け止めて回し蹴りを入れた



あたしに蹴られた吉澤さんは蓮条さんの横に吹っ飛んだ
体制を整えてポカンとした表情であたしを見ている




「「「「(つ…強ぇ、なんだあの身のこなし)」」」」
「フッ…おもしれぇ」



『終わり?ならもう帰る』
「おい」
『何?蓮条さん?』
「名前でいい、お前明日もここにこい」
『ん?どっちも気分で決める。』


下を覗けば白夜が下の中庭に見えて目があった

ヒラリとフェンスを超えた
「「「なにやってんだ!」」」
『じゃ』
少し笑ってから3階にある屋上から飛び降りた




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