蝶狼×銀龍



「流那最近はどうなんだ?」

『一人暮らしは結構楽しいよ、ありがとう父さん』

「ならいいんだ!」
と、もう40になるはずなのに20後半にしか見えないほどの父が言う


「流那がいないから私もう寂しくてー」

『ごめんね、母さん我が儘いって』

「流那が楽しいならそれでいいのよ」
と、父同様に20後半にしか見えない母が言う




「総雅はいいよなぁ…学校で流那に毎日会えるもんなぁ」

「いいだろいいだろ!」

「変な男が近づかないようにちゃんと見てろよ!!!」

と馬鹿な会話をする兄たち

『男とか寄り付かないし、見られもしないよ?』

少し首を傾げて言う


(((相変わらず無自覚天然なんだな)))



なんて皆が思ってたのは知らない流那だった




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