蝶狼×銀龍
「ただいま」
全然疲れてない様子で
ぶっちぎりの一番を
取ってきた流那
(…流石氷蝶だな。全然衰えてない)
「暑い…暑すぎるわ。もう帰りたい」
『流那ゎ相変わらず暑いの苦手だな~』
「白夜…あたしゎ寒いのも苦手よ」
『ハハッ』
ポンポンッ
流那がすっとんきょうな
ことを言うから笑って
頭を軽く撫でた
~次の競技ゎ100mです~
『次俺だ。んじゃ行ってくるわ~』
「白夜」
流那ゎ指を一本立てて
俺を見て手を振った
(はいはい。一番ね。仕方ねーなあ。)
競技の場所に並ぶと
銀河がいた
『お前も100m出んのかよ~』
「…まぁな」
(…こりゃちょっと本気出すしかねーな)
ハァと溜め息を一つついてから位置につく