ずっと、一緒 ☆。+
里桜は落ち着きを取り戻してきた。

荒かった息もやんだ。


が。

さっきからしている腕組が気になる。


僕は意を決して聞いてみた。

『何でそんなに怒ってるんですか?』


「…。」


無言、ですか。

何なんだろう、これ(・ω・`


僕が悪いの?

それとも琴美ちゃんが何かした?

いや、それはないだろう。


僕と会う前は仲のよい姉妹だった。

別れた後、何かしたわけでもないし…。

やっぱり、公園から出たのが…?


それじゃぁ…

結果的には僕が悪い。

とりあえず、謝ろう。


そう思う、僕が口を開けた時だった。


「どういうつもり?」


僕は何回言葉を遮られるのだろう(・ω・`


まぁそんな事はどうでもいい。

僕は、僕に向けられた言葉だと思い

『ごめんなさい…』

そう、謝った。


すると今度は

「何で魎が謝るわけ?」

と、怒られた。


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