もう一度だけでいい。



靴箱について靴を取り出す。

「ちょっと待てよーっ」

はこうとしたときに嫌な奴の声が聞こえる。

「一緒に帰ろうぜ?」

そういって声の主も靴を履く。

「ヤダ」

誰かと一緒に帰るなんてしたことなくて一人のほうが楽だから。




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