エリート医師の溺愛処方箋

「…ま、そんなお二人を引き離すのも野暮ですからね、……これはちょっとしたサービスですわよ。

おほほ」

「……?」

師長が俺のベッドの横のカーテンをシャッと開けた。

「あ」

隣のベッドで眠っていたのは……

瑠花だった。

「じゃあ、後はごゆっくり」

彼女はニコニコしながら部屋を後にした。

「………」

…サービスって。

おいおい。

…まあ、嬉しいけれど。





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