エリート医師の溺愛処方箋

「……千尋…」

「君の旦那様は、病院じゃなくて…俺だよ?

それじゃあダメかな…?

病院がなかったら、俺は旦那にする価値がないかな…?」

「そ、そんな訳ないじゃない!

千尋がいい。
千尋じゃないといやだ」

「じゃあ、いいじゃない。

ね…、瑠花。

結婚しよ?

俺は世界最高の夫になるよ?
……瑠花限定だけどね」

「…千尋…。
いいの?本当に?」

「よくなかったら頼まない。

赤ちゃんも産まれるし…。

名前…、俺が付けてもいい?」

「……いいに決まってるじゃない。
……パパ」



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