エリート医師の溺愛処方箋
部屋に入るなり、優香さんが千尋に話しかける。
「ねえ、ねえ。兄貴。
ホントに結婚すんの?マジで?
よかったぁ、私、もしかしたら兄貴はシスコンで私が好きなのかも!って、うすら寒かったんだよねぇ」
「バカ!!んな訳ないだろ!!
早く嫁に行け!!バカ妹」
「けっ!!格好つけちゃって。
ねえ、瑠花さん、この兄貴でホントにいいの?
考え直したら?」
「バカ!!余計な事言うなよ」
「きゃはは!!焦ってる!!」