エリート医師の溺愛処方箋

………そっと唇を離し彼女の瞳を覗き込む。

……揺れて戸惑いながらも真っ直ぐに俺を見つめ返している。


「……カラダから始めるなんて俺のカラーじゃないから抑えてたんだけど…、瑠花がそうやって誘うんだったら……俺のしたい様に…するよ?

……いいの?」


瑠花がそんな俺を試すように艶やかな視線を投げ掛けてくる。


「……私…誘ってなんか…」

「誘ってるよ」

彼女の目がゆっくりと瞬きをして睫毛がそっと揺れた。

「…君の全てに…欲情してる」




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