エリート医師の溺愛処方箋

「ち…千尋…。本当に…?」

不安と期待の入り混じったその表情が俺をどんどん急かしていく。

ネクタイを緩めほどきながら彼女の耳の側でそっと囁いた。


「…黙って…。

君が……欲しいんだ」

瑠花の白い首筋に柔らかく唇を這わせながら互いの衣服を取り払っていく。


「……千尋……好き……」

彼女の腕が俺の背中にそっと回される。

――――沸き起こる切なさと欲望に導かれるように彼女の温もりに俺は深く溺れていった。




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