エリート医師の溺愛処方箋
「もう…なかった事になんて…出来ないから。
君は……俺のものだから」
俺の言葉に熱い吐息で答える瑠花が、
……可愛くて堪らない。
気持ちが入りすぎて、どうにかなりそうだ。
「……もっと…強く……抱き締めて。
夢では……ないと…思わせて………」
その口から零れる言葉に胸を締め付けられる。
「…瑠花……っ…」
君は今までどんな恋をしてきたの…?
俺が…忘れさせてあげるから。
二人抱き合いながら、瑠花の誕生日からやがて翌日を迎えようとしていた……。