エリート医師の溺愛処方箋
『いやだ、お姉ちゃん。
確かにそういう人もいるかも知れないけど和志は違うの。
イケメンなのに誠実で、モテるけど、私だけだと言ってくれるのよ。
私、和志に出会って愛される喜びを初めて知ったのよ~』
『ハイハイ。言ってなさいよ。
後で泣かされても知らないからね。
全く…、そんなデキた男がいるもんかしらね。
頭が良くて格好良くて、誠実だなんて』
『だからここにいるじゃない。
ひがまないで。
お姉ちゃんにもきっと現れるわよ』
『ふん。私は仕事が恋人だから、あんたみたいに浮かれてる暇なんてないの。
ま、せいぜいイケメンとうまくやりなさいよ』
『えへへ。ありがと』