エリート医師の溺愛処方箋
これをどう説明したらいいのか、なんて俺にも分からない。
でも…君だって…同じだろう?
俺達は、この愛しく沸き起こる気持ちを確認する必要がある。
「…逃げられると…思ってるの?」
俺の一言に彼女はピクリと肩を揺らす。
「自分の気持ちからも、…俺からも。
俺は欲しいものが目の前にあるのに、みすみす指をくわえて逃す性分じゃないんだ。
瑠花に…今は信じてもらえてないかも知れないけど、…必ず分かってもらう。
俺が本気だという事を」