『6年3組・幸福堂先生』
ー国際中央通りー






3日目のこと・・・






「あ、すみません・・・!」


道端で男の人たちとぶつかった。




「ごめんだと?」


「え?」


「ほー・・・かわいいじゃん。」


「ちょっと俺らと遊ばないかい。」


「た、タエは・・・。」


「タエちゃんか?
 ほら、来いよなぁ・・・。」


名前を知られ
逃げようとした時・・・




「あの・・・すみません!」


・・・トシヒデくん?!


「あ?誰だよ、てめぇ・・・。」



「・・・えっと・・・。」


「呼んでねぇよ!」
 

「か・・・彼女は僕の友人で・・・それで・・・
 か、勘弁してほしいんです。」



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