親を説得できるのか!?
悪いが、親父に似た覚えはない。





キモい親父に若干イラッとしながらも足を進めると、だんだんリビングに着いた。





「そこら辺に適当に座っててちょうだい。今お茶出すから」





そう言って優子さんはキッチンに消えてしまった。





適当にって・・・。





そんなこと言われてもな・・・。





って、





「どっこらしょ。蓮、お前も早く座れ」





こいつほんとに適当に座ってやがる。
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