愛してたこと忘れないで。

受付を済ませて4人で部屋に入る。
あたしはセッターを一本出して日をつけた。

真由は早速曲を入れた。


ふわり――

いい匂いがしたと思ったらゆきが隣に座ってきた。

ソファーの上で縮こまってデンモクとにらめっこしてる。


でも、曲を入れる気配はない・・。


「曲、いれないの?」

「ん、入れる?」



「入れる。」


答えたらゆきがデンモクを渡してくれた。

< 10 / 12 >

この作品をシェア

pagetop