スケジュール少女
エベレスト山頂にて
うかつだった。

エベレストがこんなに寒いなんて。
私もしまじろうも予備知識なさすぎ!
授業中寝ていたしっぺ返し。

とりあえずお約束の、



ヤッホーーーー!



「君は凄い子だ」
しまじろうは鼻からツララを出しながら呟いた。

「どうして?」


「おそらく、コンバースでエベレスト登頂に成功したのは君が初めてだ」


しかも素足。


私はしまじろうを叱った。

女の子はゴテゴテ厚着しちゃ駄目なの!
冬でも生足!
これぞ十代!
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