スケジュール少女
掘り始めて三十分。

パパが出てきた。

「パパー」と私。
「ルドルフさん!」としまじろう。

パパの手に紙切れが握られている。

私はその紙切れを広げてみる。手紙だ。私に対する手紙だ。

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