いつも強がりだったキミへ~愛のカタチ~
えっ・・・。
驚いて、つい足が止まってしまう。
初めて聞いた・・・そんな事。
「ちょっと~大丈夫、さゆり?」
「・・・あっ..ちょっとビックリして。」
当たり前っちゃ当たり前だと思う。
こんな良い子に彼氏がいないわけないと思っていたけど、愛香以上に、その彼氏の事が気になる。
彼女を置いて・・家族とって...
まぁ、家族も大事なんだけど・・・
「ちょっと―――!!さゆり―――!!!完全に今、トリップしてたでしょ?もう、着いたんだけど?」
「―――へ!?・・あっ...はい。」
「あはははっ、何よ~「はい」って」
何だかとっても楽しい一日になりそうな予感。
もしかしたら、隼ちゃんからのクリスマスプレゼントかも・・・なんちゃってね