いつも強がりだったキミへ~愛のカタチ~



『一緒に誕生日祝えなくて、ごめん!!これ流しながらやってくれたらって思ったけど・・・うるさかったら即行で止めていいから!!そして俺からのプレゼントは袋の中に入れときました!!・・・あっ!さゆからの手紙、ありがとっそんじゃ最後に、大好きだよーさゆっ』




「.....私も...大好きだよ....」



好きで好きで・・・たまらないよ..会いたいよ...抱きしめたいよ....


今なら、こんなに言えるのに・・・・。



私からの手紙・・・届いてたんだね...



何を書いたかも忘れてしまったキミへの手紙。

一体・・・私は何を書いてたんだろう・・・?



ボロボロの流れる涙・・・止まんないよ....。




私の名前を呼んで切れたボイスメッセージ


もう1つの袋は、隼ちゃんからのプレゼントらしい...



ぼやけて見える視界の中で、じっと目を凝らす。


白い小さな紙袋。


ドキドキしながら開けてみると・・・。



「・・・指・・・輪だぁ...」



二つのペアリング...裏には私と隼ちゃんのイニシャルが入っていた。


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