第2章



「ユウキ、話があるんだけど、またあの橋にきてくれない?」
と電話で橋へユウキを呼んだ。


ユウキがくる前に、いろいろ考えた。

先生のことがまだ好きだということ。
先生とキスしてしまったこと…。
でも、あのキスが最後だった。
きっと、先生が涙を流していた理由は…


「よぉ!なんだよ、話って」


「ちょっと、まじめな話になっちゃうんだけど…」


「うん」


「あたし、男性恐怖症って言ったでしょう?」


「聞いてる」



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