‐Children‐



最強、まるでゲームの話しでもしているかのような呟きを落とす君ヶ崎に、天城は鋭く釘を刺す


「それはわかったがな……俺が一番危惧してる事が何かわかってんのか?……………修慈」

「なんです?」

「お前は……まだあの時のことを引きずってる。だから、空凪を……」
「天城先輩」



今度は、君ヶ崎が柔らかく天城の言葉を遮った


「それは関係ありません。」

「なら、こんなことはやめろ!」



天城は握り潰した紙を投げ付けるように君ヶ崎に突き付けた


そこに書かれた内容



『調査の結果
青柳昴はSランク能力値を有している事が判明

流星学園代表として8月に行われる国際親善デュエルへの参加を決定』









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