‐Children‐
不思議な力には驚いた
けれど、あの力の恐ろしさにはかなわない
そう、思った
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「だからぁ、大丈夫だって」
夕食のパスタをフォークにからめながら頼良は言った
「国際デュエルって言ってもたいしたことじゃないから。あっちの国のレストチルドレンとデュエルするだけだから」
同じくパスタをつついていた昴は、ソレが問題だと思った
「そうだぜ。オレに勝てたんだから大丈夫だ!」
自信ありげにレオは胸を張った
結局3人で夕食をとっている
「でも、私は自分の能力のことも知らないんですよ?」
「そうそう。レオに勝てても自信なんて持てないわよね」
「おい、頼良。そりゃどういう意味だよ」
「何よ、あたしに勝てないくせに」
ぐっと押し黙りレオは悔しげに頼良をにらむ
頼良には引き分けたことはあるが、勝てたことはなかった
だが、頼良は昴のあの動きを見ていないのだ