アオ×ソラ ~We love 軽音部っ!~


結局、曲の方は…。

 「じゃあ、取りあえず1曲目は
  学園天国。
  2曲目は保留。
  んで、3曲目に亜緒のソロで三日
  月。
  4曲目がヒナの作詞で。」

1曲目から3曲目はわりとメジャーな曲にするという考えでまとまっている。

 「…そのことなんだけどさ。
  俺が歌いたいんだけど。
  弾き語りで。」

翡波、今日はいつもと違う。

なんていうか…積極的。

 「そっか。
  俺は構わないけど。
  ソラは?」

 「え?いいんじゃね?」

ソラ君テキトーすぎ。

人の家の冷蔵庫、勝手に開けてるし。

 「マッシュ!
  アイス食っていい?」

 「いいけど…。
  話聞いてたか?」

頷きながら、ソラ君がアイスを口にくわえる。
  
 「マッシュの家の晩飯が焼肉って話
  でしょ?」

 「…違うから。」
 
< 104 / 303 >

この作品をシェア

pagetop