アオ×ソラ ~We love 軽音部っ!~
「ソラ君のバカ。」
聞こえないように口を塞いで呟いた。
「…バカで結構。」
…聞こえてたの?
…もういいよ。
知らない。
「…え?」
いきなり腕をつかまれた。
「…っ!?」
そしてそのまま…。
あたし…今…。
「…何してんだ、オレ。
亜緒の言うとおりだな。」
今のも忘れて。とソラ君はあたしを置いてレコーディング室を出て行った。
「…忘れられるわけない。」
ソラ君とキスをした。
…正確にはソラ君にキスされた。
「亜緒、もうそろそろ…。」
真瞬君…。