アオ×ソラ ~We love 軽音部っ!~
「オレもどうかしてた…。
本当にゴメン。」
やっと目を見て話してくれた。
それだけであたしは十分なのに…。
「やめてよ。
そんなに謝んなくても…。」
ソラ君に手を握られた。
あたしはソラ君の顔が直視できてない…。
そんなのは反則だ。
ズルすぎる。
「だから…。
…亜緒に話しておかなくちゃいけ
ないことがある。」
「…え?」
…初めてソラ君の気持ちを知った。
過去を知ってしまった。
ソラ君の手は震えていた。
全てを知ってしまった。
だからこそ…ソラ君をもっと愛しく感じてた。
恋は盲目。
…もう離れたくないよ。