彼女はきっと振り向かない


何気なく彼女のほうを見やれば、



僅かに頬染めていた。


あれ、この反応って、


委員長は全く気づいていない、


けど、俺にはなんとなく分かった。



もしや、七尾って廉のことが好き…?



「ちょっと、休憩!トイレ行ってくる」


と七尾は席を立った。



いや、でも女子なら廉のハニカミでああなるのも当然か。



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