シュガー*エッセンス(加筆修正中)
“―…愛奈なんか、死んじゃえばいいのに。”
その言葉の重さを、あたしは知ってる。
頭が半分に割れるような、
心が中心から、殺されていくような、
ひどい、ひどい、絶望。
もうあたしは、人なんか信じないと思っていたの。
―――――――…
―――――…
『……っ』
鉛のような心の重さに、目が覚めた。
目が開いた瞬間、あたしの瞳に飛び込んできたのは
――先生のドアップ。