シュガー*エッセンス(加筆修正中)
『…っ~~!』
びっくりしすぎて、悲鳴なんか出せたようなもんじゃない。
慌てて先生から、退いで。
先生を両腕ではねのけて。
牽制した様子で、揺らいだ目で先生を見つめてみせる。
…なによ、そういうこと?
寝込みを襲おうとした感じ?
あたしはどうなったっていいけど。行動が、キモイ。
「違う、違うんだ。」
そんなあたしの様子に、先生は焦ったように近づいてきて。
立ち止まったあと、困ったように自分の髪をかき乱していた。