X'masのキセキ【短・完】
次の日、
和樹の家に行った
和樹は一人暮しをしてる
「急にどした?」
私が急に来たことに驚いている
「会いたかったから♪」
昨日のことは知らないフリで元気に答えた
「珍しいな、
麻由美が連絡しないで家に来るなんて」
いつもは事前に連絡をいれるか、
和樹からお誘いが来てから家に行くのだ
「初めてだよね?
連絡なしで和樹の家に来るの」
「そういえば初めてだな」
「サプライズ!
なんちゃって♪」
それから、いろいろ話してたらもう夕方になっていた
「もうこんな時間かぁ」
私は時計を見ながら言った
「そうだな。
麻由美、夕飯食ってく?」
和樹が時計を見てから、視線を私に向けながら聞いてきた
「食べる♪
どこ行く?」
「俺の手料理」
「えっ?」
和樹の手料理は食べたことない
私も手料理を和樹に振る舞ったことない