X'masのキセキ【短・完】
和樹の手料理はすごく美味しかった
「美味しかった♪ごちそうさま」
「麻由美が喜んでくれてよかったよ」
和樹が嬉しそうに笑った顔は凄くかっこよかった
和樹の顔を見ながら別れ話はできないなぁ
別れ話をどうするか考えていると
「麻由美?どうした?」
心配顔の和樹
「なんでもない、大丈夫。
こんな時間だから帰るね」
時間を理由に帰ることにした
「えっ?麻由美?」
私が帰ると言った瞬間驚いた顔の和樹が来た
「今日は楽しかった。
和樹の手料理も美味しかった。
和樹、今までありがと」
玄関で靴を履いて後ろを向き和樹に最後のセリフを言ってから、
和樹が何かを言う前に家を出た