X'masのキセキ【短・完】
「じゃあ、今から俺と見る?」
1ヶ月前まで聞き慣れた声がして、振り向いた
「えっ?なんで和樹がいるの?」
目の前に和樹本人がいたのだ
「俺がいちゃ悪い?(笑」
「そおいうわけじゃないけど…」
私はビックリして頭の中が真っ白
「真由美が見えたから、
めちゃくちゃオシャレしてるからデートかと思って見てたけど、そんな様子なかったから声かけようと近づいたらイルミネーションみながら(和樹と見たかったな…)なんて聞こえたから」
「うっ…//」
現実に戻って、和樹の言葉を理解した私は、
恥ずかしくなり、顔を隠すために下を向いた