モノクロ@レディ【完】
よく分からない問題が出るだろう。



そんな時は、小さい頃の私は単純だから
親を頼る。



「わかんない……」




たまたま近くにいた父親に私はそう駄々ね、これ何ていうの?と首を傾げて聞いた。




でも、ある日をさかえに……変わった。



その日はお母さんがいつものようにこれやれ、とプリントを渡した。



数学のプリント。
漢字のプリント。
時間を計って穴埋めをする計算。



そのプリントがどっさりと目の前に置かれる。



めんどくさい、やりたくない。




誰しもそう思ってしまうだろう。
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