世界一長い10メートル
少し寒くなった秋空の下
その女性はいつもストールを触ってる。
癖なのだ。きっと。
いつも同じように。
だけど今日は少し違う。
部活を終えた20時少し前の帰りの電車。
乗り込んだ電車の隣の車両にあなたは座ってた。
どこに行くんだろう。
どこに行っていたんだろう。
気が付くと林 侑希の降りる駅を通過して。
すっかり彼女の世界に入り込もうとしていた。
その女性はいつもストールを触ってる。
癖なのだ。きっと。
いつも同じように。
だけど今日は少し違う。
部活を終えた20時少し前の帰りの電車。
乗り込んだ電車の隣の車両にあなたは座ってた。
どこに行くんだろう。
どこに行っていたんだろう。
気が付くと林 侑希の降りる駅を通過して。
すっかり彼女の世界に入り込もうとしていた。