小さな彼女とクールな彼氏
「そろそろ時間だし、

集合場所へ行くか。」

班長が時計を見てあたし達に言う。

みんな班長についていって

何事もなく集合場所に着いた。

夜はディナークルーズ。

船に乗って横浜の夜景を楽しむんだ。

「乾杯!」

クラスの代表者が乾杯の合図をした。

「かんぱーい!」

みんないっせいに食べ物をとりに行く。

もちろんあたし達も。

「やばい…。お腹苦しい。」

綾紗がお腹をさすりながら

お皿をテーブルに置く。

「確かに今日は食べ過ぎちゃったかも。」

あたしと菜月もお皿を置く。

あたしの目にきれいな夜景が映る。

「ねぇねぇ2人とも

外行こうよ。果奈も陽梨もいるから。」

そう言ってあたしは菜月と

綾紗の手を引っ張る。

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