小さな彼女とクールな彼氏
「そろそろきてるかな?」

俺は、パソコンのマウスをカチカチッと

クリックし、メールボックスを開く。

「あ、きてた。」

5分前に受信されてた美姫からのメール。

俺が送ったメールの内容は…

『昨日いつの間にか寝ちゃってたみたいで

メール返せなくてゴメンな。』

それに対して美姫は

『ううん。大丈夫っ!あたしも

あの後、すぐ寝ちゃってたし。』

あれ?珍しく絵文字がついてない。

気のせいかな?

『ホントにゴメンな。

今日はできると思うから。』

『うん。ありがと。

ゴメンね。大輔疲れてるのに…。』

やっぱり、何かあったんだ。

美姫が絵文字を使っていないときは

元気がない証拠。

『いや、いいんだ。それより美姫?』

『ん?』

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