小さな彼女とクールな彼氏
次の日の昼休み。

「陽梨行こうよ~」

あたしは陽梨の腕をつかんで、

陽梨を外まで誘導していた。

「分かってるよ~。そんなに急ぐなって」

「だって、外にみんな集まって整列してるよ」

「げ。マジで!?」

「大マジ」

あたしたちは急いで靴を履き、

みんながいる元まで走って並んだ。

「えーっと今から説明をします」

閉会行事のリーダーがみんなに

分かりやすく説明をする。

「では、円になってください」

リーダーの指示通り、みんなが

指定された場所へと動き出す。
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