小さな彼女とクールな彼氏
「じゃぁ、行ってくるね」

「寒いから早めに帰ってくるのよ」

あたしはリビングでテレビを見ている

ママにあいさつをして家を出た。

今日は大輔と遊びデート。

外は真っ白。

あたしはマフラーを巻いて待ち合わせ場所に向かう。

「よかった。大輔まだ来てないみたい…」

大輔の姿がないから、まだ来てないと確信する。

「いるから」

ビクッ

い…今、声が聞こえたような…。

あたしは恐る恐る後ろを振り向く。

そこには大輔の姿が…。

「い…いたの?大輔」

「あぁ。同じタイミングに着いた感じ」
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