小さな彼女とクールな彼氏

大輔side

「ただいまー…って

誰もいないんだっけか」

俺は部屋に入り、ソファーに座る。

そして、さっき美姫からもらった手紙を開いた。

*****

Dear...大輔

とうとう卒業しちゃったぁ(´;ω;`)

卒業したくないなぁ…。

てかてか!大輔に手紙書くの

初めてだったよね(驚

緊張して、字震えてるけど…

読めるよね?笑

あたしね、大輔と付き合えたこと、

ホントに良かったって思ってるよ。

この間、喧嘩しちゃって「もぅダメかも…」

って思ったことがあったの。

でも、次の日に「昨日はゴメン。

…好きだよ」ってメール送ってくれたでしょ?

あの時、あんなこと思った自分が許せなくて、

あたしって最低な女だなぁ…って思ったの。
< 232 / 239 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop