小さな彼女とクールな彼氏



みんなビックリした目で陽梨を見る。

するといきなり立ち上がった陽梨は、

あたしの手を掴み全力で走り出した。

「ちょっ、ちょっと陽梨!!?」

何であたしが引っ張られなくちゃいけないんだ!?

「ちょっと用事思い出した!」

焦り気味の陽梨。

用事って…。

「はぁ…」とため息をつくと、

ピタッと陽梨が立ち止まった。



< 49 / 239 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop