小さな彼女とクールな彼氏



「いったぁ…」

陽梨の背中に顔面を

思いきりぶつけてしまった。

「もぉ危ないじゃん!学校小さいんだから、

そんなに走らなくたっていいじゃない!」

鼻を触りながら陽梨に言う。

でも陽梨はあたしの声など聞いていない。

む、無視ですか…。

またため息をつき、陽梨の隣に立つ。

すると目の前には……。



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