小さな彼女とクールな彼氏



突っ込みを無視し、果奈は

「お前どこ行ってたの?」

と視線を綾紗に向け質問。

「ん?先生に頼まれてた仕事してきた」

目の前でピースを作ってニコッと笑った綾紗。

「つまんね~」そう言った果奈は

また机に顔をくっつけた。

キーンコーンカーンコーン……

「「あ。予鈴」」

あたしと綾紗の声が重なった。

顔を見合せ笑いながらあたしたちは

自分の席に座った。



< 60 / 239 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop