小さな彼女とクールな彼氏
すぐ追い越されてしまい、
結局今日も掃除機。
何気大変なんだよなぁ~掃除機って…。
ムスッとしながらも、
掃除機を手にして掃除を始める。
ウィィィィィィン…
ボーっとしながらまた空を見る。
「あ」
思わず声が漏れてしまった。
だって外にはアイツの姿。
きっと外掃除なんだろう。
パチッ
目…が合った…?
あたしはすぐ目を逸らし、
視線を床に戻す。
たまに外を見ては、
アイツばかり見るあたし。